リハビリ記録
今回も愚痴っぽくなってしまいます。すみません。
最近は患者さんの今の動作能力より高い動作を行うことを考えてリハビリしています。
覚醒状態が低く、(JCS2桁)車椅子端座位でも声かけへの反応がない方のリハビリを行いました。
元々施設にいた方で自立していた動作はなかったと推測します。
そのため、覚醒をあげて行くことが必要だと思い、介入しました。
担当の方は座位でカットテーブル上に上肢を置いて座位練習、起立、立位保持はできたらやってという感じでした。
ティルト(起立台)は担当でやるのでやらなくていいです。とのことです。笑
座位で覚醒低いのになんで立位をしないのかわかりませんでしたが、私は迷わず立位練習を中心に行いました。
脚長差が5センチくらいあるので台を使用して足底接地を調整しながら立位練習を行いました。
すると自ら平行棒に手を伸ばして健側で踏ん張ろうとしていました。
さすがに介助する側も大変でしたので30秒程度で終わりましたが、終わった後は私を目で追従するようになり、会話への反応もうなづきで答えてくれるようになりました。
これこそリハビリだと思います。
勝手にセラピストが患者さんの能力を制限してQOLを下げてしまっては私たちのいる意味はないと思います。
このリハビリが終わった後は1人で嬉しくなってしまったことをここに報告させてください。