マッスルインバランス改善のための機能的運動療法ガイドブック 荒木茂
今回は「マッスルインバランス改善のための機能的運動療法ガイドブック」荒木茂の紹介をします。
この書籍は主動作筋と拮抗筋の筋のバランスを整えることを伝えています。
例えば股関節屈曲筋である腸腰筋の拮抗筋は股関節伸展筋の大臀筋となります。
ざっくりいうとどちらかが過緊張の状態にあるともう一方は不使用、つまり弱化筋であるという考え方です。
それぞれの筋のバランスを整えるためのセルフエクササイズや物を使ったエクササイズの方法がたくさん羅列している本です。
日々行っているエクササイズがどの筋を使用しているかの確認や、マッスルインバランスの状態によってエクササイズを使い分ける指標を学べました。
また、臨床で行っているいろんなエクササイズが評価になっていることを改めて感じた書籍でした。
読んですぐに使えるテクニックだらけなので、セラピスト必見の書籍です。