WORK DRIVEN

仕事のパフォーマンスアップ

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

リハビリ記録

この前病院でMTGがありました。 その際に覚醒をあげるためにどうやって介入していけば良いか? と質問がありましたが、 結論は出ず。 機能を維持することも必要みたいな流れになって ポジショニング、車椅子の選定、シーティングなどの話が中心になってまし…

リハビリ記録

心臓リハの話をしていきます。 新しくCABG(冠動脈バイパス術)の術後の方のリハビリを担当させていただいています。 動作能力は高く、入院時からADL自立、歩行も院内自立レベルにありました。 しかし耐久性の低下を著名に認め、約100mの歩行でボルグスケ…

リハビリ記録

前回との続きです。 それではどうやってそれらの要因を排除するか、ですが。 まずは姿勢、歩行分析が必要です。 ここが必要であるのは言わずもがなだと思いますが、これが難しいんですよね。 ただ、IC〜Mstだけをピックアップして、それぞれの相で必要な動き…

リハビリ記録

前回との連続投稿です。 それではどうやって位置エネルギーを高めていくか、ですが。 IC〜Mstが重要となってきます。 骨盤から末梢部の運動としては 骨盤は軽度前傾を保持 股関節は伸展、軽度外旋、内転 膝関節は伸展 足関節は背屈位→底屈→背屈 となります。…

リハビリ記録

前回投稿の続きです。 今回は身体重心を上方に移動することがクリアランス向上につながる理由についてです。 力学的エネルギーに基づいて考えると立脚中期は位置エネルギーが最大になります。 立脚後期は運動エネルギーが最大となります。 クリアランス向上…

リハビリ記録

よく歩行時のクリアランス低下の方に対して Tst〜Pswの形成不十分をあげることが多いですが、 IC〜LRで下肢伸展形成不十分で位置エネルギーを得られず、Tst〜Pswにつなげられない方が多いような気がします。 最近はこの立脚初期で身体重心を上方に移動できる…

リハビリ記録

体幹円背の方への運動療法についてです。 よく体幹円背している方に「体を起こしてください」と言ってしまいます。 一時的に起こせますがすぐにまた体が丸くなってしまう方もいるでしょう。 そんな方に上肢の前方リーチで体幹の筋力強化を行っていると解釈し…

リハビリ記録

昨日Twitterにてとあるツイートを拝見しました。 「医者は命を救い、療法士は人生を救う。」 本当にその通りだなと感じます。 自分の病院の役割としては回復期病院なので在宅復帰が大きな目標ですが 本当にそれに従ってリハビリを行えているかを考えたときに…

リハビリ記録

今回は歩行時の運動エネルギー、位置エネルギーについてお話しします。 歩行では両脚支持期で運動エネルギーが最大となり、単脚支持期で位置エネルギーが最大となります。 このエネルギーの変換効率を高めることで歩行における筋肉の仕事量を軽減し、歩行効…

リハビリ記録

今回はフローズンショルダーの説明です。 フローズンショルダーとは凍結肩とも呼ばれています。 いわゆる四十肩、五十肩のことです。 肩が上がらなくなってしまう疾患です。 肩が上がらなくなってしまうのは、肩甲上腕関節を構成する関節包と関節の動きを良…

リハビリ記録

今回は対象者への声かけの仕方についてお話しします。 普段何気なく「痛いところはありますか?」「今の動きは痛みはありましたか?」などいちいち痛みを確認していませんか? 疼痛のある方に対しては自分もよく聞きがちです。 痛みについて質問されると今は…

リハビリ記録

今回は回復期病院ならではの家屋評価についてです。 回復期病院の役割として在宅復帰が一つ挙げられます。 簡単に言うと急性期病院で状態が安定してきた人が急性期病院の入院期間を終えてももう少しリハビリをすれば自宅に帰れる人が回復期病院にやってきま…

リハビリ記録

今回は対象者へのフィードバック(以下FB)についてお伝えします。 現在はSNSが発展してきており、それに伴い、炎上、アンチコメント、誹謗中傷などの言葉が出てきました。 私もTikTokを視聴しているのですが、私たちの生活を豊かにするために様々な分野の情…

リハビリ記録

今回は膝サポーターについてです。 普段リハビリでTKAの術後や膝関節痛がある方に膝のサポーターを提案することがありますが、膝サポーターにはどんな目的、効果があるでしょうか。 ・膝関節の安定化による疼痛の軽減 これに尽きると思います。 しかし膝サポ…

リハビリ記録

昨年くらいからオリックスバファローズの山本由伸投手が活躍し始めましたよね。 練習としてジャベリックスローを取り入れていることは野球ファン、野球を行う方であれば一度は見たことがあるのではないでしょうか? ふと今日の休み時間に槍投げを意識しなが…

リハビリ記録

頸髄症を発症し、既往の半月板損傷のため可動域制限はないが、荷重時痛のある方を担当させていただいています。 前院では右の背筋痛もあり1ヶ月近く疼痛が残存していたそうです。 右下肢荷重時は膝関節は内反しており、歩行においては右Stanceで荷重逃避が…